しゃちおの自己満趣味ブログ

好きな音楽からゲームまでとりあえず適当にやります。飽きたらやめます。

スピッツ Newアルバム「見っけ」の雑感

スピッツの見っけの各曲に対しての感想を載せていきます。


1 見っけ 好き度★★☆☆☆
こういうのを一曲目に持ってくるのも面白いな~と思った曲。徐々にキーが上がってファルセットに移行する所が特に心地よい。最近他バンド漁りまくってたから再開へ!の部分がまさにその通りでした。


2 優しいあの子 好き度★★☆☆☆
唯一の先行シングル曲。
やっぱりスピッツは安定していい曲を出すな~と思った反面、個人的にはシングルとしてはインパクト不足も少し感じた曲。決して悪い曲ではないし、大型タイアップもついてるんだけどね。優しいあの子にも教えたい。


3 ありがとさん 好き度★★★☆☆
PVで初めて聴いたときはイマイチに感じたが、実際にCDで聴いてみたところ3週目辺りからビビッとくるようになった。じんわり効いてくる曲。
個人的にサビの入りの感じがちょっとピロウズのトライアルを彷彿とさせる。


4 ラジオデイズ 好き度★★★☆☆
初めて聴いたときはサビが弱いな~って感じがしていまいち響かなかったけど今は悪くないように思う。
ラジオほぼ使わないのに歌詞のワクワク感が伝わってくる。


5 花と虫 好き度★★☆☆☆
決してクオリティは捨て曲じゃないんだけど、アルバム曲だなーという感じの曲。なかなかよい。


6 ブービー 好き度★☆☆☆☆
曲名だとロック調予想してたけど意外にもゆったりタイプの曲。嫌いじゃないけどそれほど…という感じ


7 快速 好き度★★★★☆
曲調がまさに快速という感じで電車や駅内の光景を思い浮かべられる一曲(なお当の本人は電車にほぼ乗らないどころか駅にもそんな行ったことない模様)
初めて聴いたときはサビ弱いなって思ったけど何周かした今だとかなり好き。こういうバンドサウンド好きなんだよなぁ。


8 YM71D 好き度★★★★☆
RADWIMPSみたいなタイトルの読ませ方だけどそういや8823って曲もあったなぁ…
タイトルからしてこの曲は下ネタっぽい。王様は裸です!と叫びたい夜と叫びたい夜。
Uh…のところの高音は流石草野さん。心地よい。


9 はぐれ狼 好き度★★★★★
サビが弱い(というよりサビでキー上げてこない曲ばかり)な今作の中で初聴の時点からサビでおおっ!っとなり歌詞も含めて一発で気に入った曲。今のところ今作で一番好き。(スピッツ全曲ランキングだと50位に入るかどうかは流石に厳しいが)
欠点があるとすれば割と過去曲の様々な要素掛け合わせた感があって目新しさは薄いかも(サウンドは点と点っぽい)


10 まがった僕のしっぽ 好き度★★★★☆
最初聞いたときはタイトルと違ってなかなかロックだなと思ったけどそんな響かなかったが二番終わった後の曲調の大幅変化でおおーっ!っとなった。既に誰か言ってそうだけどピロウズのSmileっぽい。まあそっちはドン引きするレベルで変わっちゃってるんだけどね。
あとこの曲のイントロを聴いた瞬間にマリオカートに流れてそう(多分ドラゴンロード辺りのせい)と思ったのは俺だけかもしれない。
間奏のメロディーもうちょっと盛り上がった方がいいんじゃないと少し思ったけど、これも十分すぎる完成形だし素人が口挟む余地もないな。うん。


11 初夏の日 好き度★☆☆☆☆
タイトルと曲調からしてジブい曲。
個人的にはハマらなかったけど決して悪い曲じゃないしこれが好きって人がいても不思議じゃない。相変わらず捨て曲はほぼないスピッツの曲のクオリティの高さには脱帽。


12 ヤマブキ 好き度★★☆☆☆
本来のラスト曲。
個人的にはそんな好きな方ではないけどファンからの人気は割とありそう。
ラスト曲としてはうーんという感じ。


13 ブランケット 好き度★★★★☆
平井堅に楽曲提供したものをセルフカバーしボーナストラックとして限定版にのみ収録された曲。
限定版買ったのでこっちが実質ラスト曲となっているが、ボーナストラックなので当然ラスト向けかと言われるとそれほどだがこの曲のためにも限定版買って良かったなーと思える曲。
一回目に聴いた時はイマイチに感じたけど現在は特に脳内ループしてる曲。サビのメロディーも最初はうーんだったけど今はかなり気に入った。
ジュンくんがテーブルになりたがるようにブランケットになってみたい。
平井堅バージョンも聴いてみたいね。


とまぁこんな感じです。
今作を通して思ったのは自分が一番好きかつ、スピッツ
魅力に一気に引き込まれた名盤「隼」の頃のような荒々しいサウンドは鳴りを潜めた一方で、年齢を重ねたことによって熟成され、ほどよくまとまりのある落ち着いたようでちゃんと冒険心を忘れずかき鳴らされる今作のサウンドもどっちもちゃんとスピッツだな~と思わせられるのは流石の一言。
全体的に通してスピッツ史上これは好き!!って曲はないですが、アルバムとしてはとても気に入っており、買ってよかったな~と思わせる作品です。
なんというかいい意味で「かわいらしいロック」という感じでずっと微笑んで聴いてられるんですよね。
この感じは前作の醒めないでも共通してるんですが、今作は特にそう感じる部分が多かったです。
全体的にサビのインパクトが弱めな曲が多いのは欠点かな?だけどそのメロディーこそがスピッツのメンバーが考えた最高のメロディーで、もしこれでサビのインパクトを加えたら加えたで折角の良曲も台無しになる可能性があるなーと思うと実質欠点なしですね。
最高傑作ではないけど安定した高クオリティ。スピッツはやはり期待を裏切りません。というかスピッツの楽曲はほぼ10点満点の3点より下になることが滅多にない。
みなさんも機会があればきいてみてください、


それではここまで見ていただきありがとさん。