スピッツの好きな歌詞
今週のお題「わたしの好きな歌」
JASRACと提携して歌詞が載せられるようになったというのはあまりにタイムリーすぎないか…?
と思ったので今回は
好きなスピッツの歌詞
でもまとめてみようかと思います。
恋する凡人
「これ以上は歌詞にできない」
これを歌詞にするという発想に脱帽しました。
個人的には深読みかもしれませんが、タイトルの恋する凡人の「凡人」という部分と掛かってるのが特にすごいなーと。
この歌の主人公は恋する凡人…即ち凡人なので洒落たことはあまりいえません。
なので恋した興奮だったり、その喜びを頑張って言語にして爆発させつつも、最終的には「これ以上は歌詞にできない」と表現してしまうことを諦めてしまう。
まさに凡人。
発想に関しては天才のそれだけど驚愕した。
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8823
「君を不幸に出来るのは宇宙でただ一人だけ」
君を自由に出来るのは宇宙でただ一人だけというのもなかなかビビっと来るようなフレーズだけど、そこからこの歌詞。
勿論8823という曲はスピッツらしくいかなる風にも解釈できるので、このフレーズの詳しい意味はわかりません。
ですが、Mr.ChildrenのCENTER OF UNIVERSEにもあるように、捉え方次第でいくらでもおおっとなってくる素晴らしいフレーズ
この「宇宙でただ一人」が君自身であったとしても自分の人生は自分次第的な意味で感心するし、例えそれがこの歌を歌ってる主人公だとしても、愛の告白みたいでいいと思いませんか?
俺もそんなこと一度は言ってみたい。
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holiday
「もしも君に会わなければもう少しまともだったのに」
この曲は個人的ナンバーワンの名盤である隼の中でも特に好きで尚且つ凄いなと思った曲。
曲調だけならまさに「休日」といったような感じでショッピングモールで流れててもおかしくはないようなバンドサウンドの曲。
しかしその歌詞の内容は非常にストーカーチックな恋となってます。
そんなこの曲を象徴しているのがこのフレーズ。
休日も君のことで頭で一杯。朝から夕方まであみだを辿るように君を探してしまうほど。
君に会わなければ、君さえ好きにならなければもう少しまともだったのに…。
なんか語彙力が完全に無くなるレベルで凄いとしか言えない。
勿論この曲の主人公はストーカーと断定できる訳ではありません。
草野さんも「ストーカーという言葉で片づけてしまうのは悲しい」とコメントしたらしいように、端から見ればグレーな行動なんだけど、過激的な行動に出ていると断定できそうな描写はありません。
結局のところ恋って積極的にならないと動かないよね。
という部分もあると思います。
ともかく爽やかな曲調の中に隠れてる、闇ではあるんだけど純粋で汚れのない黒さみたいな感じのこの曲はまさにスピッツらしくて特に好きですね。
とまぁ、こんな所で今回は締めたいと思います。
スピッツのフレーズは意味がよくわからないものでもよくそれが思い付いたなーだとか、解釈の仕方でいくはでも想像を膨らませるものを生み出せて驚愕させられます。
他にも紹介したい歌詞は沢山あるんですけど多すぎますし、この辺でそれでは!